■ブリュッセル

ベルギーの首都ブリュッセルは、シャーロットとエミリが留学をした地です。1842年から、エミリは1年弱、シャーロットは2年弱、生徒および教師として留学していました。特に、シャーロットの『教授』『ヴィレット』は、ここブリュッセルが舞台となっています。また、留学先のエジェ塾のエジェ氏に、シャーッロトがかなわぬ恋をしたことが、シャーロットの作品に大きな影響を与えました。

エジェ塾があった場所は、現在はかなり変わってしまっています。

 
エジェ塾があったイザベラ通りの現在の様子。
 
エジェ塾周辺に建っているベリアール将軍像。シャーロットはリトグラフにこの像を描いている。
 
イザベラ通りに隣接していたテラルカン通りの現在の様子。
 
エジェ塾があった場所の現在の様子。
ブリュッセル市内にある、サン・ミシェル大聖堂は作品『ヴィレット』に登場しますが、主人公ルーシーと同じく、シャーロットもこのカトリックの大聖堂で告解をしました。
 
サン・ミシェル大聖堂。
 
サン・ミシェル大聖堂内の告解室の1つ。シャーロットはここで告解をした。
エジェ塾のすぐそばには、大きなブリュッセル公園があります。ここの野外劇場も、『ヴィレット』に登場します。
 
エジェ塾の近くにある、ブリュッセル公園内の様子。
ブリュッセル公園内にある野外劇場。